Macのストレージの空き容量を増やす方法
サイズの大きなファイルの確認方法
コマンド
# ファイルサイズ1000MB以上のファイルを抽出 $ sudo du -x -m -d 5 / | awk '$1 >= 1000{print}'
アプリ
不要ファイルの例
フォトライブラリ
Mac標準アプリPhotos(写真)やiPhotoを使用しないならフォトライブラリは不要なので削除。
- iPhoto Library.migratedphotolibrary
- photos library.photoslibrary
スリープイメージ
スリープ直前の状態をメモリに保存する機能(ハイバネーション)によって作成されるファイル。
削除コマンド
$ sudo rm -r /private/var/vm/sleepimage
スワップファイル
メモリ不足に陥ったときに使用していないアプリなどのメモリ領域を一時保存するファイル。
ディレクトリパス:/private/var/vm/swapfile
Macを再起動させると消去される。
Adobeのキャッシュ
Macintosh HD/Users/ユーザー名/Library/Application Support/Adobe/Common/ 以下にある次の2つのファイル。
- Media Cache Files
- Media Cache
削除コマンド
rm -rf ~/Library/Application\ Support/Adobe/Common/Media\ Cache/* ~/Library/Application\ Support/Adobe/Common/Media\ Cache\ Files/*
Macのキャッシュ
- システムキャッシュ /System/Library/Caches
- ローカルキャッシュ /Library/Caches
- ユーザーキャッシュ /Users/ユーザー名/Library/Caches
削除コマンド
sudo rm -rf /System/Library/Caches/* /Library/Caches/* ~/Library/Caches/*
Sketchのオートセーブ
削除コマンド
sudo rm -r /.DocumentRevisions-V100/.cs
古いバージョンのJDK
次のコマンドでインストール済みのJDKを確認。
$ /usr/libexec/java_home -V Matching Java Virtual Machines (6): 10.0.1, x86_64: "Java SE 10.0.1" /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-10.0.1.jdk/Contents/Home 9, x86_64: "Java SE 9" /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-9.jdk/Contents/Home 1.8.0_131, x86_64: "Java SE 8" /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_131.jdk/Contents/Home 1.8.0_112, x86_64: "Java SE 8" /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_112.jdk/Contents/Home 1.8.0_102, x86_64: "Java SE 8" /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_102.jdk/Contents/Home 1.8.0_92, x86_64: "Java SE 8" /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_92.jdk/Contents/Home
Matching Java Virtual Machines (6):
は既に6つのJDKがインストールされているということ。下記の形式でコマンドを打ち込み、不要なものはアンインストール(削除)しよう。
$ sudo rm -rf /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdkバージョン.jdk
ただし、削除したJDKに依存しているアプリが起動できなくなることがあるので、その場合はJavaのパスを書き換える必要がある。
ゴミ箱
アイコンを2本指タップして「ゴミ箱を空にする」を選択し、ゴミ箱に移動したファイルを完全に削除する。
その他
Spotlightのインデックスを再作成する
Spotlightのインデックスファイルの容量が大きくなってきたらインデックスの再作成を行うと良い。ちなみにAppleメニューの「このMacについて」から確認できるストレージ表示がおかしい場合、Spotlightのインデックスを再作成することで正常に戻ることがある。
手順
- 「システム環境設定」>「Spotlight」>「プライバシー」タブをクリック
- 「+」(追加)ボタンをクリックして、MacintoshHDを追加
- 追加したMacintoshHDを選択し、「-」(削除)ボタンをクリック
- Spotlight検索で文字を入力すると「索引を作成中...」と表示されることを確認
あとは自動でインデックスを作成してくれる。
iCloud Drive
iCloudを使用していない場合、次の手順でiCloudへの同期をオフにする。
「システム環境設定」 > 「iCloud」 > 「iCloud Drive」 のチェックを外す。